TVやモニターに出力してYoutubeやabemaTV、各種オンデマンドサービスを見る。
今でこそスマートTVが各メーカーの主流となっていますが、買い替えにはやはりお金がかかりますし、もっと手っ取り早く大画面で見れる方法はないのか……。
ありまぁす……!
今日はそんな中でも、AndroidTV製品の一つである『ドコモテレビターミナル01』のご紹介
タッチで飛べる目次
ドコモテレビターミナルとは?
ドコモの映像サービスすべてを自宅のテレビで。家族それぞれのスタイルで楽しみが広がる。
2018年1月30日発売のAndroidTV搭載の外付けBOXです。
外付けなので、TVとはHDMI端子で接続する必要があります。
「ドコモの映像サービスすべてを」と謳ってますが、もちろんYoutubeを始めとした各種サービスにもだいたい対応してます。まぁ中身はAndroidですからね。
ここがいい!
動作がサクサク
同時期に出ている商品の中では頭一つ抜けてスペック面が良いため、サクサク動きます。起動時はスマホ同様、ちょっともっさりしますが、1~2分して落ち着くと安定して動作します。
非常にコンパクトな本体
セットアップボックス的なものって、無駄にデカかったり重かったりするものですが、こちらの製品の場合は非常にコンパクトにまとめられています。
重量も非常に軽く、デザインもシンプルな四角形に白ベースということもあり、どこでも合いますし、隠す場合も小さいのでテレビの後ろに貼り付けたりできます。
専用リモコンがついてる
chromecastはスマホでメディアを選んで、キャストしてあげないといけなかったですが、ドコモテレビターミナルの場合は専用リモコンが付いているので、直接操作ができます。
赤外線っぽい見た目ですが、実はBluetooth接続なのでテレビに向けなくてもいいですし、間に障害物があっても問題なく動いてくれます。
FireTV等のスタイリッシュなリモコンも良いですが、小さくて軽いとすぐに行方不明になったりするので、こういうガッシリとしたリモコンのほうが逆に良いですね。
音声検索できる
Androidで動いているので、googleアシスタントが使えます。
リモコンにマイクが内蔵されており、ボタンを押してしゃべるだけで検索してくれるという……。
そしてこの音声検索は横断検索に対応してます。
これがメチャ便利なんですよね。
例えば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と音声検索をかけると、検索結果にはdtvの他にもYoutubeやらなんやら、音声検索に対応しているアプリそれぞれの検索結果がまとめて表示されます。
キーワードに関連した検索結果になりますが、もちろんそこには関連性の高い別の動画なども出てきますので、思わぬ出会いがあったりします。
もちろんスマホでも音声検索は使えますが、スマホの場合は文字を打ち込んだほうが早いでしょうし、それほど必要性を感じない方も多いと思います。
ただ、これが物理的なリモコンで操作する場合、ボタン操作での文字入力は苦痛以外の何物でもないのですよね。そこを音声認識でカバーできるという体験は結構感動します。
『クックパッド』も実はインストールできたりするのですが、これもまた音声検索に対応しており、食べたい料理の名前をしゃべるだけで、レシピが出てきたりします。
有線LAN対応
実はこれがすごく重要だったりします。
というのも、発熱の問題が絡むと上述の動作のモッサリ感以外にも、ネットワーク系のトラブルが出やすいです。これは他社製品にも言えることです。
しかし、ドコモテレビターミナルには有線LANポートが付いているので、有線での安定した接続が可能です。
ここがイマイチ……
これまで良いところをピックアップしてきましたが、イマイチと感じるところも何点かあります。
アップデートがめんどくさい
割と頻繁にソフトウェアのアップデートがあります。
スマホみたいに更新するとホーム画面やメニュー画面が劇的に変わって使いづらくなる、というようなことはないですが、基本的に更新しないとポップアップがずっと出てきてしまいますので、事実上更新しないと使えないという状態に……。
セキュリティ上のこともあるのでしょうがない面もあるとは思うのですが、ちょっといただけない仕様な気はします。
またNTTドコモ自体が近年携帯電話本体よりも、関連サービスである『dTV』や『ひかりTV for docomo』、音声AIアシスタントである『iコンシェル / mydaiz』の拡充に必死なのか、音声検索の仕様が変えられたりすることもしばしば。
発熱問題
他の外付けタイプと比べると、本体サイズも大きめに作られていますし、熱排気もある程度考えられているのでしょうが、高画質な動画を流しっぱなしにしているとカクついたり、動画がもっさりすることがたまにあります。
多少の発熱対策をしてあげるだけで、症状はほぼ発生しなくなるので、そこまで気にしなくてもいいと思います。
発熱対策せず、密閉した場所に設置したりすると多分やばいことになると思うので、その点は注意が必要です。
Netflix・Amazonプライムビデオ非対応
大体のサービスに対応していますが、NTTドコモの『自社サービスを使ってくれ』というメッセージが感じられますね。
実は裏技があるため、完全にみれないわけではありません。
それでも直接本体操作で見ることができないのは残念です。
Amazonプライムビデオに関しては、ドコモはAmazonと一部業務提携を結んだため、改善されそうなもんですが、現状はアプリのインストールすら正規の方法ではできません。
NetfilixとAmazonプライムビデオを見る裏技
方法は2つあります。
1.cast機能を使う(ミラーリング)
裏技という程のことでもないですが、ドコモテレビターミナルはAndroidのシステムで動いているため、『cast』という機能が使えます。
お持ちのスマホ・タブレット(Androidに限る)もしくは、PCを使って、表示中の画面をそっくりそのまま映すことができる機能です。
表示中はキャスト元の端末のディスプレイは当然点きっぱなしになるので、電池の寿命的にはあまりしたくないですね。
また、メインの端末でしてしまうとその端末では他の作業ができなくなってしまいます。
サブの端末や昔使っていた古い端末などがあれば、活用しやすいかもしれません。
2.アプリを無理矢理入れる
別記事で紹介予定ですが、実は『Amazonプライムビデオ』に関しては、無理矢理アプリをインストールすることができます。
インストールさえできれば、他のサービスと同様にリモコンでの操作が可能となりますので、最高ですね!
ただし、音声検索は対応していません。また、横断検索にも対応していないので、検索の際にはアプリ内でリモコンで手入力が入ります。
音声検索が動作すれば神なのになぁ……。
安く手に入れる方法
ドコモテレビターミナルは『ひかりTV for docomo』というサービスと基本はセットになっていますが、単品での購入も可能です。
しかし、『ひかりTV for docomo』は対応サービスの一つなだけで、契約しなくても他のサービスは使えます。
極端な話、wifi環境があってYoutubeをテレビで見たいというだけの方でも、本体さえ手に入れれば使えます!
1.ドコモショップ・量販店でセット購入する
発売から二年以上が経過し、後継機が発売されたこともあり、もはや難しい方法です。
ただ、NTTドコモも販売代理店も早く捌きたいという気持ちは同じようで、在庫さえあれば『ひかりTV for docomo』の契約だけで0円にしてくれるようなところもあります。
ふじたの場合はキャンペーンが重なったこともあり、0円+10500ptという好条件で手に入れることができました。
自宅や実家やらに合計5台ほどありますw
2.ネットオークションで購入する
次点はネットオークションでの購入です。
上記のようにバラマキが行われた経緯もあり、メルカリやヤフオクなどで新品未使用品がかなり安く販売されています。相場としては最安3000円~8000円くらいで推移しているようです。
二年落ちとはいえ4KHDR対応で動作自体も基本的にはサクサクで、全然不満は感じません。
他の競合商品と比較しても、Wi-Fiだけでなく有線対応のためネットワークの安定性が高いという点も魅力的です。
ドコモテレビターミナルは面白い
ここまで色々書いてきましたが、うまく手に入ればコストパフォーマンスは最強。
なにせ上手く手に入れることができれば、0円どころかポイントも貰えてプラスですからね。
ドコモサービスが基準となっているので、それ以外のサービスがメインの人には『FIre TV』など、他の製品のほうがおすすめできます。
安く手に入って、高スペックで、弄れば大体なんでもいけるというところに魅力を感じられる方にはすごくおすすめできる製品です。