初代iPhoneが発売されてから10年以上が経ちました。
今回のナンバリングは12ということで、時代は進んだなぁとしみじみ思う一方。
「あれ……? もう何年もiPhone買ってないな」
となんとなく思った次第です。
というのも、僕がメインでiPhoneを使っていたのはAndroidがまだまだポンコツだった時代のiPhone5が最終。
Androidをメインで使うのは安定性の面からおすすめできなかった時代はずっとiPhoneでしたね。
初めて買ったiPhoneがソフトバンクで発売されたiPhone3GSでしたから、それからすでに10年以上経過していると考えると時代の流れは恐ろしいものです。
すっかりAndroidオタクな僕ですが、今回は実はちゃっかりiPhoneを予約までして買うという珍しい行動に出ました。
友人には「絶対ウソやろ」と細い目で見られました。
嘘じゃないのに。
ということで、今回は何故僕が今更iPhoneを買ったのかという小話も交えつつ、開封レビューをしていきたいと思います。
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選ばれたのはiPhone12 miniでした
今僕の手元にあるのはiPhone7で、3年以上経っているのに98%以上もバッテリー寿命が残っています。
笑ってしまうレベルでまるで使っていない……w
アプリの検証用や、SONYのwena wristのID設定用だったりするので、なかったら困るけど、あってもそんなに使わないという高級文鎮ですね。
そんな僕が今回購入したのは「iPhone12 mini」。
容量は64GBで、色はブラックです。
何故にminiを選んだのか?
サイズ感ってすごく大事ですよね。
僕にとってiPhoneはでかいと使う理由を見いだせない端末なので、小さいことは必須条件。
5.4インチというディスプレイサイズに対して、本体サイズはiPhone6~SE2までの旧モデルデザインよりも一回り小さい。
現在手持ちの7でも画面サイズの割にデカイし、なんか損した気分になるという感覚でした。
次にiPhoneを買うときは、本体サイズは今より小さくあり、ディスプレイサイズは大きくあることがマストでした。
それだけでなく今回は12や12miniといったエントリーグレードでも有機ELを搭載してくれちゃって、嬉しい限り。
本体は133gで、歴代最軽量のiPhone5Sの112gには叶いませんが、少なくとも今使っているiPhone7の138gよりは軽くなっているというのは非常に魅力的でした。
僕がProを絶対に選ばない理由
今回の無印とProの違いは大きく分けて3つ
- 望遠カメラの有無
- LiDARスキャナ(空間距離センサー)の有無
- 公称されていない内蔵メモリの容量
たったこれだけで値段が3万も4万も高くなられた困りますw
人によっては望遠カメラや暗いところの撮影が重要でっていう人もいるかもしれませんが、少なくとも僕には不要でした。
しかもこれだけの違いで重量が25gも重たくなるんですよ。
スマホの25gってめちゃくちゃデカイですからね。
よって購入は12と12 miniのどちらかに絞られました。
僕が12を選ばない理由
見たらわかるデカイからや!w
6.1インチは前回発売された11やXRと一緒。
重量は劇的に軽くなっているので、一瞬選択肢に入りかけましたが、いやいや待てよと。
そもそもなんで僕iPhone買うんだっけ?
Rakuten miniの電池もちがウンコなので、代替したいのがそもそもの目的だ。
だとすると、極力軽くて小さいのが良いのでは?
おっしゃるとおり。
ということで通常の12は視界から消え去りました。
さらば12さん。
いらっしゃい12 miniちゃん。
そうして予約された12 miniちゃん
実は生まれて始めてAppleで予約しました。
昔は半年もすれば乗り換えで0円で買える時代でしたから、Appleで買う意味って本当になかったんですよね。
しかし、今現在といえば、Appleで買うほうが安い……。
そもそもがSIMフリーだし、高い金を出してキャリア版を買ってSIMロック解除のめんどくさい手続きする理由がない。
予約開始日の22時ちょうどからアクセスしまくって、エラー頻発させながらなんとか購入できたのが20分後。
エラーが出まくったものの、こんなに簡単なのかと衝撃を受けました。
ともあれ無事に予約できてよかった。
到着から開封まで
そんなわけで無事発売日に到着しました。
数時間前の出来事です。
本当は午前中到着予定だったんですが、配送遅れで15時くらいに到着となりました。
ぐぬぬぬぬ……。
配送用の外箱を外せばあら素敵なiPhoneさん。
今回からACアダプターとイヤホンが省かれているため、化粧箱のサイズも今までの半分位になってます。
化粧箱裏面はいつもの感じで色々びっしり書かれています。
今更悩むこともないので、サクッと開封してセットアップ完了。
今回は無印のモデルも有機ELとなっているため、ダークモード推奨。
電池持ちが大分変わりますものね。
裏面の仕様は前回の11とかと変わってなさそう。
ガラスパネルで光沢仕様。つまり指紋がめちゃくちゃ目立つ。
Apple Watchみたいに本体の仕上げも選べるようにしてくれたらいいのになぁ。
コンパクトモデルとしては初のデュアルレンズ仕様。
広角+超広角で使いやすい仕様ですが、超広角はF値が高いため光量不足の場所で撮るとノイズ目立ちそうですね。
サイドボタンという名の電源ボタン。
iPhone6~SE2までの仕様と違い、サイズかなり大きめなので非常に押しやすい。
指紋認証ありなら最強だったんですけどね。
正面左手にはいつもどおり、音量ボタン+マナーモード切替スイッチがあります。
そういや昔のiPhoneはボタンが丸型だったなぁとふと思い出したりなんかして。
見てくださいこのグリップ感。
久々にスマホを握り込んだ気がします。
いつ時代からか所在なさげに本体裏面にあった親指以外のやつらが、しっかりと本体をグリップ。
サイズ比較してみよう
開封はここまでにしてこれからは比較対象となる、手持ちのiPhone7とRakuten miniの二台と簡単な比較を。
流石にパット見のサイズ感はRakuten miniが圧倒的ですが、iPhone12 miniも負けてないですね。
本体が黒色なのと、マウスパッドが黒なので分かりづらいですが、iPhone7と比べても十分小さく感じられます。
厚みはRakuten miniがパッと見でわかるくらい少し分厚い。
iPhone7と12miniは正直かわらんくらいですが、縁がフラットな分12miniのほうが少しだけ分厚く感じます。
カメラはどんなん?
iPhoneでカメラを撮ることは個人的にほとんどしないのですが、一応なんとなくこんな感じというのを撮っておきます。
広角
メインカメラはF値1.6なので、ある程度暗い状況でもはっきり撮れますね。
ピントもしっかり合ってくれるので、問題なし。
適当にとってもコレくらい背後がぼやけてくれるので、やっぱり優秀です。
超広角
超広角レンズはやはりF値が2.4となるため、同じ明るさでもだいぶノイズが乗りやすいです。
画角は思っていたよりかなり広めに取れますし、端っこの方の歪みもキレイに補正されていて気にならないレベル。
使うならある程度明るい状況でないと、こんな感じで微妙な写真になるので注意ですね。
ケースとフィルムはコレをおすすめ
一応ケースとフィルム買っていました。
一定期間は使ってみないとということもありますし、売却するにしても傷が入っちゃうとあれなので。
ということで、ケースフィルムはおすすめがコレです。
もうかれこれ6年位は愛用している「Spigen」のケース&フィルム。
ケースはこんな感じ。
今回はリンゴマーク部が切り抜かれていて、人差し指がええ感じでフォールドできます。
そこそこ薄いのに耐衝撃性抜群で、軽めというのが最高。
結局これつけてしまうとあとから他のメーカーのケースをつけても、なんかしっくり来なくて元に戻しちゃうんですよね。
フィルムはつけないことも多いんですが、今回は面白そうなのがあったので珍しく購入。
ガイドが付いているので失敗しない。
というかここまでお膳立てされて失敗したくないw
フィルム自体も二枚入っていて、しかも値段もリーズナブル。
ケースとフィルム買って3000円くらいってすごいわぁ。
はい、完璧です。
ケースとフィルムでお悩みの方はひとまずお試しどうぞ。
で、結局iPhone12 miniは買いですかい?
ぶっちゃけ微妙だったらすぐに売却してしまおうと思って購入したのですが、Apple製品がそんなに好きではない僕でさえ惚れ惚れするレベル。
値段と指紋認証以外で考えればSE2を買うよりは、絶対にiPhone12 miniを買ったほうが良いと思えました。
僕の場合はおもちゃの域を出ないRakuten miniを高性能なやつに置き換えたいとかいう、謎の理由で買っているので参考にはならないかもしれません。ただ、軽くて小さくて高性能なおサイフケータイが欲しいという人には現状ベストチョイスなのは間違いないです。
メインスマホの1台として据えるのは電池持ちの問題もあるので難しいかもしれませんが、サブとしてこれ以上優秀な端末は現状ないと思えますので、サブ機としての導入はおすすめです。
まとめ
俺たちのiPhoneが帰ってきた
軽くて小さくて高性能でおサイフケータイ対応。
これ以上に何を望むというのでしょうか。
ここ5年ほどずっと思い続けてきた小型iPhoneの理想形がようやく具現化したという思いです。
購入に悩んでいる人は是非実機を触ってみましょう。
きっと満足できると思いますよ!