みなさんはキーボードって何を使ってますか?
私は掃除する手間が嫌いなので、長年ロジクールのマウスセットの商品を半年~1年単位で使い続けていました。
しかしながら、最近は動画編集やこうしてブログ記事などを書いたりと以前より格段にPCを使って作業をすることが増えました。
ここはいっちょ、ちょっとだけいいものを買ってみようかなぁと思っていたところで、やってきたアマゾンタイムセール祭り。
ええ、買いました。
ということで今回は、Logicoolのワイヤレスゲーミングキーボード「G613」のレビューです。
開封
そんなわけでタイムセール初日にポチったキーボードですが、翌日には到着しました。
実は非常に悲しい事件があったのですが、それは後ほど。
化粧箱はLogicoolのゲーミングデバイスのキーカラーとなっている青黒の配色でかっこいい感じ。
中を開けると、さらに黒いダンボールでしっかりと保護されています。
更に開封するとこんな感じで、キーボード本体がお目見え。
端っこの方にあるのは付属品の、USB延長ケーブルとスマホスタンド(これいる?w)
よくよく見るとセロハンテープの端っこが折りたたまれて、剥がし易くなっていたり。
こういう細かいところも嬉しいですよね。
内容物一覧はこんな感じ。
本体裏面には滑り止めなのか、斜めにスリット加工がされています。
普段見えないところにも高級感ある加工がされていると嬉しくなりますね。
黄色矢印の絶縁テープを引き抜き、電池ボックスをオープン。
すでに単三電池は入っている状態でした。
単三電池の必要本数は2本。
ボックス内の端には、専用の無線用アダプタがありました。
Logicoolの製品といえば、1つのアダプターで複数のデバイスと接続できるUniflyingが有名ですが、ゲーミング用ということで、このアダプターは1デバイスしか通信できないみたい。
低遅延無線通信で「LIGHTSPEED ワイヤレステクノロジー」という名前がついているようです。
接続設定は非常にかんたんで、専用の無線アダプタをPCに差し込む。
キーボードのWi-Fi的なマークを一回押しする。
以上です。
使ってみる
サイズ感・重量
フルサイズキーボードなので、横幅はそれなりに大きいです。
パームレスト部も上の写真通り、本体縦幅の四分の一ほどあるため、小さいデスクで使うのは難しいかなと。
重量は非常に重く、なんと1.4kgもあります。
ちょっとしたモバイルノートくらいの重さがあるので、安定感は抜群ですが、箱から出したときにあまりの重さにちょっと笑ってしまいました。
パームレスト
この製品において、一番安っぽく見えるのがこのパームレスト。
Logicoolの低価格キーボードでよく見るタイプのプラスティックのやつです。
防指紋のため、表面部は軽く加工がされています。
耐久性は変にファブリック素材を使われたりするよりはあると思うので、悪くはないですが、もうちょっと質感をなんとかしてほしかった。
ちなみに最近流行りのセパレート型ではないので、注意が必要です。
キーボード
カチャカチャ系です。
俺は今作業してるぜ!感が出ますw
打鍵感自体は悪くないのですが、このカチャカチャ音に加えてEnterキーなど大きいサイズのキーを押すと、内蔵スプリングが響く音がえぐいくらいします。
特に角度調整のリフトを使うと、本体下部に隙間が出来るため、めちゃくちゃ響くようになります。
人によっては常用に耐えないレベルでうるさいと感じます。
ちなみに僕は元々キーボードにそこまでこだわりがないのですが、そんな僕でもかなり気になる程度にはうるさいので、注意が必要です。
そして、ゲーミングキーボードではあるのですが、LED非搭載のため光りません。
人によっては光らないキーボードなんて、ゲーミングキーボードではないという人もいると思われますので、この点は要注意ですね。
ちなみに僕はむしろ光らないほうが電池もちも良くなるので、大歓迎。
メディアコントロールキー
今回の目的の1つでもある独立したメディアコントロールキー群。
クリック感のあるボタンは反応が非常によく、使いやすいです。
作業の際、Amazonミュージックを流していることが多いのですが、その際に気分じゃない曲が流れたりしたときには、ボタン一つでスキップ出来るのが最高です。
今まで使っていたキーボードではFnキーを押しながらという、低価格あるあるの操作性だったため、そのストレスから開放されただけでも、非常に価値のある買い物となりました。
Gキー
LogicoolのゲーミングキーボードにはGキーという特殊キーがついています。
これらは専用のツールを入れて設定することで、アクティブ状態のソフトごとに自由なキー割り当てができるというもの。
今回購入した動機の1つが、動画編集の際のキーボードショートカットが割当出来る特殊キー付きを使ってみたいというものでした。
実際に使ってみると思っていた通りの使い方ができるので便利なのですが、弊害もありました……。
それはESCキーや半角/全角キーをいつもの感覚でブラインドタッチしようとすると、勢い余ってGキーを押してしまうということです。
これは正直慣れの問題かとは思いますが、思わぬ誤算でした。
Gキー搭載のキーボードをお持ちの方は恐らくみなさん同じ感想をお持ちのことでしょうね。
まとめ
割と良い買い物にはなった
今回はAmazonタイムセール祭りで通常12,000円が7,800円という安さだったので、満足感はあるのですが、通常価格だとちょっと残念な気持ちになっているかもしれません。
というのも、上述したスプリング音が皆さんの想像を遥かに超えるうるささなので……。
おそらく僕のタイピングが雑なのもあるのでしょうが、いつものキーボードの感覚でタイピングすると一時間ほどで頭が痛くなってくるほどの、スプリング音です。
頭痛のときに作業していると、この音が頭にかなり響くので、どうしたもんかなぁと思っています。
当初の条件である、
- ワイヤレス
- 独自キー搭載
- メディコントロールキー搭載
といった条件を満たしている上、元々の値段を考えると安物ではないので、まさかこんなところに落とし穴があるとは思いませんでした。
ゲーミングキーボードということを考えると、たしかにEnterなどそんなに使わないのかもしれないと考えると、まぁ仕方がないのかなと思わないでもないです。
ゲーミングでワイヤレスというのは、そもそもかなりニッチなので、他メーカーを含めても種類が少ないので、僕のようにたまにしかゲームしないワイヤレスでちょっといいキーボードが欲しいという動機で購入した人は同じ罠にハマっているかと。
ネット上でも同じ感想が多数書き込みされており、中には防振シートを貼り付け対策している人も見かけました。
こちらに関しては別途試してみたということで、記事を書こうかと思っています。
音以外はすごくおすすめ出来るキーボードだとは思いますので、条件が合う人はぜひ一度お試しください。
悲しい事件
今回はAmazonタイムセール祭りで購入したことは上でも書いたとおりですが、実は到着の際に悲しい事件が起きていました。
うーん、どう見ても開封済みw
またフラストレーション・フリー・パッケージの記載がないのにも関わらず、本体化粧箱に伝票直張りの上、緩衝材など一切なし。
新品で買ったのにも関わらず、これは明らかに誰かの返品商品でしょう。
普段はあんまり梱包とか気にしないタイプですが、流石にやばいと思ったので、Amazonのカスタマーセンターに連絡。
Amazon保有の在庫がないとのことで、交換対応はすぐには無理とのこと。
また在庫が復活したかどうかはお客様で適時確認して、復活時は再度お客様からセンターに連絡ください、とのこと。
Amazonを10年以上使ってきて初めてのパターンでしたね。
ひとまずそれまでは開封して使用していても大丈夫とのことなので、今回はそのまま使っています。特に問題が怒らなければ、もうこのままでいいかなぁと。
返品する手間も時間ももったいないですしね。
ということで、こんな事件もあり、素直におすすめ出来る商品かと言われるとそうでもないのですが、値段の割には良いとだけお伝えしておきます。