ノートPC用のモバイルバッテリーでなにか良いのがないか?
充電器が使用できない場所での利用が多いので、なんとかならないか?
そんな悩みを抱えた人は多いと思います。
私もその中のひとりでしたが、今回購入したRAVPOWER「RP-PB201」ですべてが解決しました!
ということで、今回はノートPCの最強パートナーとなり得るモバイルバッテリーのご紹介です。
タッチで飛べる目次
製品の特徴と仕様
RAVPower "RP-PB201" はLG化学製 "21700" 円筒形リチウムイオン電池を採用し、安全性を高めながらも"大容量かつ小型化"されたことで人気を博したモバイルバッテリー"RP-PB186"をさらにスペックアップ。
MacBook Proも充電可能な最大60Wの高出力化と、スマートフォンを複数回充電できる20000mAhの大容量化を実現したハイスペックなモバイルバッテリーです。
サイズ:約 151.7 x 66.7 x 25.2 mm
重量:約 371.7 g
USB Type-Cポート出力 (USB Power Delivery対応):最大60W (5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3A)
USB Type-Aポート出力 (Quick Charge 3.0対応):最大18W (5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A)
合計最大出力:最大60W (USB Type-Cポート PD 45W + USB Type-Aポート 5V/3A)
そもそもノートPCをモバイルバッテリーで充電できるの?
色々と条件はありますが、条件さえ満たせば充電できます。
必要条件
- USB-PD(タイプC端子での給電)に対応していること
- モバイルバッテリー・ノートPC双方で出力が足りていること
条件はこの2つとなっています。
1つ目の条件に関してはACアダプタータイプのノートPCではそもそもタイプC端子がついていなかったり、付いていても給電に対応していなかったりすることもあるので、注意が必要です。
2つ目の条件に関しては、1の条件を満たした上でノートPCが何Wの充電に対応しているのか、モバイルバッテリー側も何ワットまでの出力に対応しているのか。
まずは開封し外観チェック
パッケージ
ベリーシンプル。
先日レビューした急速充電器と同じデザインですね。
中身を展開
- 本体
- PD対応充電ケーブル
- クイックガイドと保証書
本体外観
出力ポートは2つ。
QC3.0対応のType-A
PD対応のType-C
くぼんだ形状になっているので、落とした時に端子が壊れるリスクが少し下がりますね。
本体側面上部には、インジゲーターランプと電源ボタン。
電源ボタンを一回押しすると、インジケーターランプが点灯しバッテリ残量がわかる。
4つで100%なので、1個あたり25%。
開封直後でも2個分は電池残量がありました。
裏面下部にはもちろんしっかりとPSEマークを始めとした規格表示がされているので安心。
付属のケーブルは60cmのもちろんUSB-PD対応ケーブル。
そこまで良いものでは無いと思いますが、ケーブル付属ですぐに使えるのは嬉しいところ。
持ち運び用に短いケーブルを別で買うと割高ですからね。
「RP-PB201」が最高な理由
20000mahの大容量
上も見ればきりがないですが、持ち運びできる実用サイズとして20000mahは最高クラスです。
変換効率やバッテリーの劣化を考えれば、実用容量は12000mAh~13000mAhくらいになります。
これは大体のノートPCのフル充電一回分ほどになるため、ベストサイズと言えるのではないでしょうか。
USB-PD60Wの高出力対応
15Wや30W対応製品はよく見かけるようになりましたが、モバイルバッテリーで60W以上となると数えるほどしか見かけません。
60Wとなれば、ほぼ充電不可の製品はないため、何にでも使えます。
大容量高出力なのに、小さく・軽い
容量や出力は本体サイズを大きくすれば、いくらでも実現はできます。
しかし、それらを保った上でどれだけ小さく・軽くできるかが近年の製品における勝負所となっています。
RAVPOWERさんの製品は他社製品よりも先んじて、小型化、軽量化を実用レベルまでに落とし込んでいるメーカーです。
この製品も他社の同等製品より一回り小さく、重さも50~100gほど軽めです。
重さに関してはほぼ350mlの缶ジュース一本分と考えるとしっくりくるかも。
本体の充電もUSB-PD対応のため、3時間でフル充電できる
Amazonなどで商品を買うときに基準になるのは、カスタマーレビューの星数だったり、件数だったりするわけですが、こういった進歩が早い分野は注意が必要です。
評価が高く、売れ筋の商品でも発売が数年前だったりすることはザラなので、規格や仕様が古かったりします。
特にモバイルバッテリーの分野では、本体自体のの充電ポートはmicroUSB仕様というのが多く、せっかくの大容量なのに充電するのにとんでもなく時間がかかったり、充電用に余分にケーブルをおいて置かなければならなくなります。
RP-PB201はType-CのポートがUSB-PDでの出力だけでなく、入力にも対応しているため、本体の充電自体が素晴らしく早いです。
QC3.0にも対応しているため、スマホやタブレットの急速充電も可能
スマートフォンやAndroidタブレットの急速充電規格はクイックチャージ3.0(QC3.0)が多いです。
Type-AのポートはQC3.0に対応しているため、スマホの充電も気軽にできます。
2ポート同時利用でも十分に高速(独自技術 iSmart 2.0)
タイプC、タイプAのポートを同時利用する場合でも、45Wと15Wに自動的に分散されて出力されるため、劇的に充電速度が遅くなるということはありません。
他の製品ではそもそも合計出力が小さく、複数ポート同時利用の場合はノートPCに必要な出力が得られないという本末転倒な状況になってしまいます。
60Wの高出力がここでも活きてくるわけですね。
こういう人にはおすすめできない
- ノートPCは充電しない
- そこまでの大容量はいらない
- 充電速度は求めていない
- 軽いものが良い
RP-PB201のまとめ
大容量・高出力でPD対応では最強
軽いとはいえ、400g弱あるためできるだけ荷物を軽くしたいという人にはおすすめできませんが、なんでもこれ一本で高速充電できる安心感はとてつもないものがあります。
ノートPCも日々高出力対応のものが増えてきているため、30Wや45Wのものを購入してしまうと結局微妙な使用感になってしまうことでしょう。
ひとまずこれを買っておけば最強なのは間違いないです。