管理人ふじたです。
ツイッター(@fujita7771)もやってます。
少し前にニトリでカラーボックスを買いました。
もちろん自分で組み立てが必要なわけですが、これが意外に一苦労。
多いんですよね、ネジが。
大のオトナが「所詮カラーボックス」と高をくくっていましたが、予想以上に時間がかかり、ネジ回ししすぎて手首を痛めるという情けない結果に。
ありませんか……?
皆さんにもネジを侮って痛い目にあった経験(多分ない)
そんなわけで実はずっと前から欲しかったものの、絶妙な値段設定のため買わなかったアイテム。
今後の人生に必要だ、と謎のテンションになったまま購入したアイテム。
「ベッセル 電動ボールグリップ」のご紹介です。
電ドラボールとはなにか?
電動ドライバーは皆さん知っていると思いますが、電ドラボールを知っている人はそんなに多くないはず。
ここ数年で出てきた電動工具の一種で、一般的なイメージのドライバーが電動式になったものです。
正式名称は「電動ボールグリップ」。略して電ドラボール。
多くの電動ドライバーはピストル型と言われる、銃のように握り込む形状。
非常にパワーがある反面、重たくて取り回しが利かないというデメリットがあります。
電ドラボールは本格的なDIYなどには使えませんが、日常シーンで「ちょっとネジ締めななきゃ」という時には絶大な威力を発揮します。
パワーがない代わりに軽く取り回しが利き、女性でも簡単に扱えるのが電ドラボールです。
選んだのは安心と信頼のベッセル(VESSLE)
ちょっとDIYをかじったことのある人であれば、一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
名のしれた工具メーカーさんです。
名前の印象から海外メーカーっぽいですが、実はちゃんとした日本メーカー。
特にドライバー類の信頼性は抜群のメーカーさんなんですよね。
そもそも今回ご紹介する「電ドラボール」というのは、このベッセルさんが作り出したものだったりします。
僕はちょこちょこPCを組み立てたりバラしたり、ちょっとした家電のメンテンナンス用に多少の工具は揃えているのですが、ちゃんとしたドライバーを買うとなると、やはりベッセルを選んできた経緯があります。
電ドラボールというジャンルも既に同等製品が多数のメーカーからでています。
Amazonなんかでは中華製の怪しい類似品もたくさん。
そんな中、長く使えるものをと選ぶとするとやはりベッセル製がベストチョイスなんじゃないかなと。
製品概要
パッケージはこんな感じ。
勢い余って捨ててしまったので、メーカー公式画像でご勘弁をば。
一応中には説明書兼保証書と、充電用のMicro-USB(B-type)が入っています。
大事な本体はコレ。
今回はプラスのビットが一本セットになったスタンダードなものを購入しました。
グリップには規格がきっちり書いてあります。
MADE IN JAPANの安心感がすごい!
あくまで簡易な電動なので、本格的な電動ドライバーとは違い、トルクがありません。
そんな時には電動ではなく、そのまま手動で回せます。
そのため、グリップには指がフィットするように窪みが作られています。
内蔵バッテリーで充電式のため、充電用のポートがあります。
スマホみたいに防水防塵というわけではないので、防塵キャップがついていますね。
開けるとMicro-USB(B-type)。
Type-Cならより神だったんですが、そこは贅沢というもの。
グリップのお尻はプラスティック素材になっています。
ここのパーツは割と簡単に外れるようになっていて、本体のモーターやバッテリーの交換時に取り外すみたいですね。
本体とビット連結部はチャック式になっているので、画像の用に赤いキャップ部分を上に引っ張って、
ビットを差し込んでから離すと、ロックされます。
誰でもできる簡単仕様で安心ですね。
これで完成です!
近くにあったiPhone7とサイズ比較してみました。
ちょうどグリップ部分~先端部分までがiPhone7とほぼ一緒という奇跡。
使い方
難しい使い方はありません。
赤い部分はスライドで動くようになっているので、回したい方向に動かすだけ。
離すとセンターに戻ってくるので、ネジを舐めないようにちょこちょこ回すのが良いですね。
回すと5秒間光ります。
LEDでなかなかの明るさなので、暗いところの作業でもコレ一本でOK。
手元がしっかり照らされるので、マジで便利です!
動作確認用の動画撮っときました
良いところ、悪いところ
良いところ
- チャック式でビットの取り外し簡単
- 力がいらないので誰でも使える
- グリップが握りやすい
- 手回しもそのまま可能
- LEDランプで手元確認ばっちり
特に力がいらないので誰でも使えるというところ。
後日追加でカラーボックスを組み立てる時に、嫁さんに使ってもらいましたが、難なく使いこなしてました。
また硬いネジや最後の増し締めの時にはそのまま手回しでいけるのが本当に便利ですし、まさにこれが電ドラボールの真骨頂と感じました。
LEDランプで手元が照らせる点も、PC自作をしている人であればマジで最高だと思います。
悪いところ
- 速度が可変ではない
- 充電ポートがMicro-UAB(B-type)
- ノイズ音が発生する
- ちょっとだけ重い
悪いところは実はそれなりにあって、特に速度が可変でないところ。
スライドスイッチが少しでも入れば、定速で回ってしまうので、速度の調整はできません。
一般的な電動ドライバーはトリガーの押し込み具合で速度が変わるので、締め始めや最後の一締めという時に微調整が利くのですが……。
そこはやはりコストとの兼ね合いなのでしょうか。
またやはりガジェットマニアとしては、充電ポートがMicro-USB(B-type)というのは本当に残念に感じました。
今や身の回りでType-Bを使うものはないので、電ドラボールだけのためにケーブルを引っ張り出してこなくてはなりません。
このあたりは後継機が出た時に期待したいですね。
まとめ
一家に一台電ドラボール
お値段は大体3,000円くらいと、気軽に買うにはちょっと勇気がいります。
しかし、安心と信頼のベッセルさん。
一度買えば、そうそう壊れることはなく、長期間に渡って使い続けられるでしょう。
いざという時にあるとマジで便利ですし、僕のように頻繁にPCを分解組み立てするような人種には必須アイテムです。
というか今までなんで買わなかったのか意味不明ですよ……。
多少の欠点はあれど、それを軽く凌駕してくれるくらいのパフォーマンスを発揮してくれます。
今までにネジにしてやられたという人、いるでしょう?w
これさえあれば、無敵です。