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【レビュー】Xiaomi 11T Pro 120W充電が病みつき アップデートでantutuスコアアップ!

Xiaomi 11T Pro

Xiaomiがついに繰り出してきたハイエンド級スマホ Xiaomi 11T Pro。
欲しいと思いつつ、当時使っていたXiaomi 11 lite 5Gの満足度がかなり高かったため、ずっと悩んでいたのですが、年末のセールに合わせてこっそり購入。
その後メインスマホとして4ヶ月ほど使ってみて、本当に最高だったのでご紹介いたします!

結論:Xiaomi 11T Proは満足度バツグン

一言で表すなら、大満足

全体としてのクオリティの高さ。
目玉である120W超高速充電(Xiaomiハイパーチャージ)のトリコになり、それ以外のカメラ性能であったり、スペック面も申し分ないレベル。

それでいて実売価格が6万円台!
同スペックのスマホを他社メーカーで買おうとすれば倍近くお金を出さないといけないことを考えると、これはとんでもねぇ。

特にProモデルはおサイフケータイに対応していることもあり、日本市場でこれだけ取り回しの効くスマホがSIMフリー市場で発売されたことに嬉しさを隠せません。

Xiaomi 11T Proの同梱品一覧

中身を一式取り出したところ。

近年しょぼくなりつつあるiPhoneと比べてとってもリッチ。
しかしお値段半分という驚きがそこには待っていました。

付属品が豪華

すでに最初から保護フィルムが貼ってあるのはもはやデフォルト。
それだけでなく透明なTPUケースもついてます。
買ったその日からそのまま使い出せるのは嬉しい。

後述しますが、超急速充電用の充電器とケーブルもついてます。ありがとう。

Xiaomi 11T Proの120W超充電速度は異次元

皆さんがスマホに求めるものはなんでしょうか?
僕は軽さとそれなりのスペックを求めていました。

しかしながら、日常使いで最も求められるものとしては電池持ちが挙げられることでしょう。
僕自身も軽さを優先しながらも電池容量は最低でも4000mAhと気づけば、最低限のハードルを設けていました。

電池容量が少なければ、自然と電池持ちは悪くなります。
そして、電池容量が少ないスマホでは外出時に帰宅するまでの時間を逆算しながら使い方を考えねばならず、最悪の場合スマホ本体よりはるかに重いモバイルバッテリーを持ち運ばなければならないということにもなりかねません。

Xiaomi 11T Proは大容量の5000mAhを兼ね備えています。

またこの機種の最大の特徴はなんですか?
と、問われたら、間違いなく充電速度です。

専用充電器とケーブルを使うことにより最大120Wの超高速充電を実現。
最新のiPhone13の充電速度が約20Wですので、約6倍の速さという衝撃。

5000mAhの大容量電池をわずか17分で0%~100%まで充電できてしまう。

バッテリー残量52%で充電開始10分でフル充電になる模様

ちなみに僕はスマホ中毒者。
仕事中以外は常にスマホに触っているといっても過言ではないくらい。
と、同時にガジェッターでもあるためバッテリーに深刻なダメージを与えかねない充電しながらの使用は禁止。

また睡眠中の充電も各社いろいろな過充電防止機能でついているとはいえ、ノンダメージとはいかないため禁止にしています。

そんなストレスまみれの充電事情をすべて解決してくれたのが、このXiaomi 11T Proなのです。

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実際に充電するシーン

  1. 寝る前の歯磨き中
  2. シャワー中
  3. 朝起きてから準備するまでのスキマ時間

この3つのみ。

0からスタートすることはないため、実際は17分といわず10分前後でフルチャージまで行けてしまう。
これがマジでえげつない。本当にありがとうXiaomi!

120W対応の充電器は付属品です!?

ちなみに大体こういう高速充電って別売りだったりしますが、Xiaomiさんはなんと付属品として同梱してくれています。

100Wを超えるような充電器って今でも最低5000円くらいしたりしますし、対応するケーブルもちょっとお高め。
普通に別売りで揃えようと思ったら1万円近いお金がかかっちゃうようなもんですが、それが付いてくるって最高。

20Wしか出力がでない充電器を別売りで買わせようとするどこかの会社とはえらい違いですわ……。

Xiaomi 11T Proはカメラもそれなりに優秀

Xiomi 11T Proはコスパが良いとはいえ、お値段それなりのスマホ。
そのためカメラ性能にもそれなりに優秀です。

  • 1億800万画素メインカメラ
  • 1600万画素超広角カメラ
  • 500万画素テレマクロカメラ

全部で3つのカメラレンズがついており、大体の被写体ではAIオートでキレイに撮れる。

僕自身は写真で仕事してるわけでもなければ、こだわりがあるわけでもないですが、暗いところである程度映るという最低条件は設けていたりします。

その点でもコイツのカメラはそれなり以上の性能を見せてくれたので満足。
テレマクロは小さい被写体を撮るときに、割りと活躍してくれます。

ただ超広角カメラに関しては、画角は広いもののかなり歪みが発生するため、ほぼ使わないというのが実情。

Xiaomi11T Proはお財布ケータイが使える

デュアルSIM機のAndroidで、高スペックモデルでのおサイフケータイ搭載機種はほぼないと言ってもいい日本市場。
Felicaという独自規格のせいという他ないのですが、Xiaomiはそれに答えてくれました。

この機種のちょっと前にリリースされた、ミドルクラス(Xiaomi11 lite 5G)から待望のFelica対応に。
これにより、僕のようなニッチ層の心を鷲掴みしたのです。

読み取り位置はかなり端っこ寄り

なお兄弟機であるProがついていない方のXiaomi11tは、非対応なので注意が必要。
おサイフケータイが欲しい人はPro一択。

Xiaomi11T Proには仮想メモリ機能がある

最近になって少し話題になったスマホの仮想メモリ機能ですが、僕の知る限り今まではOPPOのみだったのが、Xiaomiもついに対応!

設定はオンオフのみで、3GBの割当容量となっており、メインRAMの8GBと合わせて11GBのRAM容量となるわけです。
RAM容量が8GBの時点でも十分と言えるのですが、重いゲームを長時間やったり、複数のアプリを頻繁に切り替えたりするような使い方をするときは効果バツグン!
ただでさえハイスペックスマホなのに、更にパワーアップしてしまうなんて……。界王拳か何かかな。

仮想メモリ機能とは?

本体の処理能力に関係するRAMの容量を擬似的に増やす機能。

スマホのRAM容量が少ない時代にも一時期流行ったが、当時はあくまでアプリの強制終了などを防ぐための応急処置的な意味合いが強かった。

最近のスマホはROM(ストレージ)に使用されているパーツがより高速な書き込み・読み込み可能になってきている。
そのため、ROMの一部にRAMと同じ動きをするように割当し、処理能力アップが図れるようになった。

現在はOPPOとXiaomiの一部の機種のみで使える。

Xiaomi 11T Proはデュアルアプリが使える

Xiaomi製のスマートフォンにはデュアルアプリという機能がついています。
これは名前の通り、アプリを複製できるというもの。

つまりこの機能を使えば、LINEを別々のアカウントで管理したり、ゲームも複数アカウントでシームレスに遊んだりできるのです!

僕は仕事用ラインアカウントとプライベート用アカウントを完全に分けているので、この機能は本当にありがたい。
一度使うと抜け出せなくなる機能の一つです。

Xiaomi 11T Proの良いところ、悪いところ

良いところ

  • 120Wの超高速充電
  • 120Hzのヌルサクディスプレイ
  • おサイフケータイ対応(Felica対応)
  • 1億800万画素のカメラレンズ搭載
  • デュアルSIM対応(物理+物理)
  • 最初からフィルムが貼ってある
  • 最初からケースがついてる
  • 最初から超高速充電用の充電器一式ついてる

悪いところ

  • 重たい(204g)
  • 5000mAhの割に電池持ちは良くない
  • 防水防塵がIP53基準
  • 超広角カメラが微妙

Xiaomi 11T Proのスペック表

CPUQualcomm Snapdragon 888
画面サイズ6.67インチ
ディスプレイ有機EL 2400 x 1080 FHD+ リフレッシュレート120 Hz
内蔵メモリRAM8GB/ROM128GB RAM8GB/ROM256GB
SDカード非対応
カメラ1億800万画素 広角カメラ
800万画素超広角カメラ
500万画素 テレマクロカメラ
1600万画素フロントカメラ
生体認証電源ボタン一体型指紋認証/顔認証
バッテリー容量5,000mAh
最大充電速度120W(Xiaomiハイパーチャージ)
スピーカーHarman Kardon監修 / Dolby Atoms対応
重量204g
防水/防塵IP53(公式では非公表)
おサイフケータイ対応(Felica対応)
ワイヤレス充電非対応

Antutuベンチマークスコア(アップデートでパワーアップ)

普段はあんまりやらないのですが、久々のハイスペックスマホなのでテストしてみました。

ベンチマークスコア:763440

なおソフトウェアアップデート前は端末負荷回避のためか、それとも最適化がされてなかったのかわかりませんが、ベンチマークスコアは700000前後だったとのこと。
他のSnapdragon888搭載機種が750000~800000前後だったことを考えると、ベンチマークスコアは若干低めでした。

その後のソフトウェアアップデートにより、実スコアは700000台後半(平均782354)にまでアップ!
その分少し発熱が増えたような気がしますが、それでも他の端末よりは動作時の放熱はかなり良好なようです。

MIUI13アップデートで不具合発生?

販売開始後のMIUI12.5におけるアップデートでは、antutuベンチマークスコアが上がるという良い結果がでました。
しかし、その後に降りてきたMIUI13アップデートでは一部不具合と思われるような症状が出ています。

ストレージの寿命を伸ばすためのシステム改善が影響しているのか、ところどころカクついたりするということが起きています。
対処法含め、『Xiaomi MIUI13アップデート 内容・対応機種・不具合情報』にて紹介しておりますので、気になる方はぜひご一読ください。

兄弟機のXiaomi 11Tとの違いは?

お値段プライスダウンされて、Proのついていない兄弟機が出ていますが、ぶっちゃけそっちはおすすめしません。
違いは大きく分けて3つあります。

1.搭載CPUが違う

11T ProはメジャーCPUであるQualcomm Snapdragonで、11TはMediaTek Dimensity。
いま出ているスマホゲーは各社Qualcomm社のSnapDragonを基準に最適化しています。つまりゲームでのパフォーマンスに関わってくるんですよね……。
またカメラ撮影時の映像処理に関係します

Androidの場合基本は SnapDragon > それ以外 となってしまうので、注意が必要です。

2.おサイフケータイの有無

11T ProはFelica対応なのでいわゆるおサイフケータイ対応ですが、11TはFelica非対応。
つまりiDやSuicaが使えるかどうかに関わってきます。

3.高速充電の最高速度が違う

11T Proの目玉は最大120WのXiaomiハイパーチャージです。
兄弟機である11Tは67Wまでとなり、約2倍の違いがあります。

Xiaomi 11T Proはどんな人におすすめ?

充電速度を求めている人

120WのXiaomiハイパーチャージは一度体験すると癖になります。
17分で0%からフル充電できてしまう衝撃はぜひ味わってほしい。

重いゲームを難なく動かせるパワーのあるスマホが欲しい人

Qualcomm SnapDragon888はハイエンドCPU。
言わずもがなゲームをサクサク動かしたい人にはピッタリです。
また120Hzの有機ELディスプレイは発色もよくヌルサクです。

※一部のゲームはOSとの相性が悪いのかカクついたりすることがあります。ツムツムなど。

ハイスペックが欲しいけど、できるだけコストは抑えたい人

こんだけてんこ盛りな欲張りスマホが実売6万円台で買えてしまうわけです。
対抗馬としてはPixel6が7万円台なのですが、Snapdragon搭載かつこの値段帯は存在しません。
格安SIMとのセット申込みで3万円台で買えてしまうこともあるので、エグいコスパです。

防水・防塵機能は最低限でいい人

公式サイトでは実は防水・防塵機能の記載はありません。
しかし公式以外の販売サイトでIP53の記載があるため、最低限の性能はあると考えていいと思います。

IP53という規格は

  • 粉塵は完全ではないものの本体に動作不良がでることはまずない
  • 防水は垂直基準で左右60°の範囲から10分間放水されても大丈夫という規格基準なので、雨に濡れたりするのは大丈夫

日本のキャリアスマホではIP68が多いですが、どっちにしろお風呂に入って使うと温度差で内部結露を起こして壊れることが多いです。
そういう意味では最低限の防水・防塵がついている時点で安心はできますし、個人的には充分かと思ったりします。

デュアルSIMかつおサイフケータイ対応スマホが欲しい人

この2つが両立されているスマホはまだまだ数が少ないです。
OPPOに続き、Xiaomiも最近になっておサイフケータイ対応し始めたので、今後は他のメーカーさんも追従してほしいところ。

メインスマホとして使って4ヶ月経った感想

フィルム貼り付け後の重量は217.4gだった

ぶっちゃけ重い以外の不満点が見つからず困惑

ハイエンドCPUに120Hzの高リフレッシュレートディスプレイのお陰で、重いゲームをしない人でも実感できるヌルサク感。
結局のところ、普段良く使うアプリの切り替えや、スクロールが如何にスームズかでスマホの満足度って決まる気がしてます。
そういう意味では間違いなく最高のスマホ。

デュアルSIMなので、プライベート回線と社用回線を一台にまとめることができますし、カケホ+データで別会社を使うということもできます。

そして何より120Wの超高速充電が爽快すぎる。
ちょっと目を離した空きにあっという間に充電されていくこの快感はマジでたまりません!

最初はあまりの充電速度に発熱がエグいんじゃないかなど、Xiaomiファンといえど疑っていたのですが、全然そんなこともなく。
むしろ普通のスマホの急速充電のほうが熱く感じるほどなので、技術力の高さを感じます。

どんな使い方をするにしても、攻守ともに最強レベル。
唯一カメラだけはXiaomi 11T Proより良いスマホがあるので、ちょっと惜しいかなといった感じ。

いずれにしても個人的にはこれだけてんこ盛りのスマホがこんな値段で買えてしまうなんて、本当に良い時代になったなぁとしみじみ。

ケースとフィルムはこれを使っています

ケースは長年愛用しているSpigenのケースを使っています。
フィット感も良く、耐久性もバツグン。それでいてそこまで重たくないので、万人におすすめです。

ガラスフィルムは色々迷いつつも、3Dカットされているガラスフィルムが良いと結論出ました。
めちゃくちゃ安い上にカメラレンズ用のフィルムもついています。
しかも画面フィルムとカメラレンズフィルム両方とも2セットという豪華さ。

Xiaomi 11T Proを買うならここがおすすめ

普通に買うと7万円近いスマホですが、格安SIMとのセットでお安く買えることがあります。
下記のOCNモバイルONEのセールならなんと、39,300円(税込)で買えちゃう……。

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