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Xiaomi MIUI13アップデート! 新機能・対応機種・不具合情報まとめ

Xiaomi MIUI13アップデート! 新機能・対応機種・不具合情報まとめ

最近はホコホコ顔で毎日Xiaomi 11T Proをいじくり回しています。
フラグシップモデルだけあり、何でも受け止めてくれる度量がXiaomi 11T Proにはあります。

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さて、今回はXiaomiが提供する独自UIであるMIUI13についてのお話となります。
実際に何が変わったのか、デメリットはないのか、そのあたりをまとめてみました。

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Xiaomi公式によるアップデートでの変更点記載

ポイント

  • 最適化:全体的な安定性が向上しました
  • 新機能:「結晶」スーパー壁紙
  • 新機能:アプリに対応した新しいウィジェットエコシステム
  • 新機能:サイドバー

※ベースはAndroid12のMIUI安定版

アップデート画面では以上3点がメイン項目として表示されております。
MIUI12からMIUI13へのメジャーアップデートとなるため、かなり大きな変更があったと思われますが、これだけを見ると実にあっさりして見えます。

MIUI13の最適化とはなにか?

プリインストールアプリの最適化
出典:MIUI 13 - Official Launch Highlights - AmazTechより

MIUI全体のパフォーマンスアップを目的として、プリインストールされている23のアプリでのスムーズさが大幅に向上
MIUI12.5と比較して、フレームドロップ(表示中のフレームレートの低下による違和感)の累積時間がフラグシップモデルでは23%、ミドルレンジモデルでは26%、エントリーモデルでは20%低下するとのこと。

本国基準のプリインストールアプリの話なので、日本版ではあんまり恩恵ないかも。

パフォーマンス・寿命アップ

バッテリー消費も従来と比べ平均約10%削減に成功。

また実際にベンチマークスコアも前バージョンと比べて上がったという報告もネット上では見られます。
そしてファイル管理システムの改修により、一般的なAndroidは36ヶ月利用するとパフォーマンスが50%まで低下するのに対し、XiaomiではMIUI13にて5%低下にまで抑え込んだとのこと。

バックグラウンド制御

バックグラウンドアプリの制御に関しても向上しており、20個のアプリを立ち上げた際の残存数がアップ。
競合他社が5~13個に対し、MIUI13では14個の残存。
これによりアプリ切り替え時の表示待ち時間がなくなり、快適なスマホライフ過ごせるわけですね。

身分証透かし機能

セキュリティ面では証明書等を写真で撮影した際に、偽造されるリスクを低減するための透かし機能が使えるようになった。
またハッキングやウイルスアプリでの盗聴・盗撮を防ぐために、ステータスバーにマークが出るようになっています。

最適化された結果

  • 処理落ちしにくくなった
  • バッテリー持ちも10%ほど良くなった
  • ストレージの劣化を抑え本体寿命が伸びた
  • バックグラウンドタスクの残存率アップ

新機能サイドバーが意外と便利

サイドバーはXperiaのsidesenseやGALAXYのエッジパネルと似たような機能ですが、Xiaomiのサイドバー機能は呼び出したアプリがポップアップ表示されるというのが大きな違いです。
イメージはほぼ全てのアプリがピクチャー・イン・ピクチャーのような表示ができると思ってもらえれば。

サイドバーの設定画面
サイドバーを実際に使ってみた画面
スライドでサイドバーを表示

ポップアップで画面表示できると何が良いんだって感じですが、実際に使ってみると意外に便利なことがわかりました。

特に便利なのはスマホ操作中にライン通知があった場合です。
例えばブラウザで調べ物をしながら、LINEのトーク画面でやり取りができます。

サイドバーからのポップアップ表示
サイドバーから呼び出し
ポップアップ表示の縮小方法
画面端に持っていくと白いゾーンができる
白いゾーンにもっていくと縮小される
白いゾーンに持っていくと縮小表示

LINEといえばAndroidのセキュリティ強化で、昔のようにトーク内容のポップアップ表示ができなくなって久しいですが、それに近いような感覚でLINEが使えるようになります。
あとはメモ帳からデータを引っ張ってきたりするのも楽ちんですね!

聞いたときは実際使わないんだろうなぁと思ってましたが、使ってみてびっくり結構使える機能に仕上がっていました。

スーパー壁紙「結晶」ってどこにあるの?

スーパー壁紙一覧

見当たりません!
いや、僕の探し方が悪いのかもしれませんが、見たところどこにもない。

システムアプリアップデーター

システムアプリアップデーターに来ているのかなと思いきや、無慈悲な「すべてのシステムアプリは最新です」の表示が。

スーパー壁紙「結晶」のプレゼン

スーパー壁紙自体はライブ壁紙のすごい版みたいな感じなんですが、「結晶」では顕微鏡を通して撮影した、いろいろな結晶の形成工程をライブ壁紙にしてみました的な感じらしいです。
どこに需要があるのかわかりませんが、そのうちアップデートで降りてくるのかもしれませんね。

その他細かい仕様変更あり

全ての変更点が記載されているページは見当たらず、ここからは手探りなわけですが、色々変わってますね。

片手操作モードの設定画面

片手操作モードの実際

片手操作モードの仕様が大きく変わっていたり、Pixel6で話題になった消しゴムマジック(写真の一部をAIで消去するやつ)機能が追加されていたり
見つけ次第、こちらに追記していきます。

デメリットあるかも

以上色々と変更点を書き連ねてきましたが、今回のメジャーアップデートはかなり大きく仕様変更になる部分が多いです。
そのため、デメリットと感じる部分も多くなっており、絶対にアップデートしたほうがいいと言い切れない感じです。

僕は現状Xiaomi 11T Proを使用していますが、アップデート後に動作がもっさり感じるシーンが増えた気がします。
これはおそらくストレージ寿命を向上させるテクノロジーのせいもあるのかなと思います(デフラグ的な動きをしてるらしいので)。
メモリ増設機能をOFFにすると落ち着いたので、ストレージ最適化が完了するまではしばらくOFFのままでいこうかなと。

これについてはネットで評判を見ていると、皆さん同じようなコメントをしてました。
もしこのページを見ているあなたがメモリ増設機能をONにしている状態であれば、一度OFFにしてしばらく使ってみることをおすすめします。

またセキュリティ強化のためとはいえ、カメラやマイクが起動しているかどうかを表示する機能(MiuiBiometricというシステムアプリ)は嫌でも目に付くので気になります。
設定でOFFにもできないので、ちょっともやっとしますね。

MiuiBiometricというシステムアプリ

まとめ

もしかするとちょっと待った方が良いかも。

パフォーマンスが上がるよという謳い文句のアップデートをしたらもっさりするなんて、どの機種持ってても残念な気持ちになりますもんね。
この感じだともしかすると、早めのマイナーアップデートが飛んでくるかもしれないので、期待しましょう。

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MIUI13 アップデート対象機種

そもそもどの機種が対応しているのか問題がありますが、下記が対応機種になります。
Xiaomiの機種はかなり長い期間アップデートをサポートする傾向にあるので、かなり膨大な量ですね。

Miシリーズ

  • Xiaomi 12 Pro
  • Xiaomi 12
  • Xiaomi 12X
  • Mi 11 Ultra
  • Mi 11 Pro
  • Mi 11
  • Mi 11 Lite 5G
  • Mi 11 Lite
  • Mi 11i
  • Mi 11X Pro
  • Mi 11X
  • Mi 10 Ultra
  • Mi 10 Pro
  • Mi 10S
  • Mi 10
  • Mi 10i
  • Mi 10 Lite Zoom
  • Mi 10 Youth Edition
  • Mi 10 Lite
  • Mi 10T Pro
  • Mi 10T
  • Mi 10T Lite
  • Mi Note 10 Pro (Mi CC9 Pro)
  • Mi Note 10
  • Mi Note 10 Lite

Redmiシリーズ

  • Redmi K50 Pro
  • Redmi K50
  • Redmi K50 e-Sports Edition
  • Redmi K40 Pro+ (Plus)
  • Redmi K40 Pro
  • Redmi K40 Game Enhanced Edition
  • Redmi K40
  • Redmi K30 Ultra
  • Redmi K30 Pro Zoom
  • Redmi K30 Pro
  • Redmi K30S
  • Redmi K30 Racing Edition
  • Redmi K30i
  • Redmi K30 5G
  • Redmi Note 11 Pro+
  • Redmi Note 11 Pro
  • Redmi Note 11T
  • Redmi Note 11
  • Redmi Note 10 Pro Max
  • Redmi Note 10 Pro
  • Redmi Note 10 5G
  • Redmi Note 10S
  • Redmi Note 10
  • Redmi 10X 5G
  • Redmi 10X
  • Redmi 10
  • Redmi Note 9 Pro 5G
  • Redmi Note 9 Pro Max
  • Redmi Note 9 Pro
  • Redmi Note 9 5G
  • Redmi Note 9
  • Redmi Note 9S
  • Redmi Note 9T 5G
  • Redmi 9T
  • Redmi 9 Power

POCOシリーズ

  • POCO F3
  • POCO F2 Pro
  • POCO X3 Pro
  • POCO X3
  • POCO X3 NFC
  • POCO X2
  • POCO M4 Pro
  • POCO M3
  • POCO M2 Pro
  • POCO M2

Black Sharkシリーズ

  • Black Shark 5 Pro
  • Black Shark 5 RS
  • Black Shark 5
  • Black Shark 4S Pro
  • Black Shark 4S
  • Black Shark 4 Pro
  • Black Shark 4
  • Black Shark 3 Pro
  • Black Shark 3S
  • Black Shark 3

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