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Xiaomi Redmi Note 9S使用開始一ヶ月経過! 僕がメインスマホに切り替えたその理由

Xiaomi Redmi Note 9S使用開始一ヶ月経過! 僕がメインスマホに切り替えたその理由

実はこっそりメインスマホが変わっていました。

それまではGalaxy S10+というサムスン最後の4Gフラグシップモデルを使用していて、概ね満足という状況。

スペック面では劣る「Xiaomi Redmi Note 9S」になぜ僕がメインスマホを切り替えたのか、その理由を含めてレビューしていきます!

 

Xiaomi製スマホの魅力

電池持ちがえぐい

電池もちヤバい

バッテリー容量5000mAhオーバーかつミドルハイCPUを組み合わせることによって、驚異の電池持ち&パフォーマンスを実現している本機。

僕の充電の仕方は少し変わっていて、基本は起床~出勤までの30分のみ。
厳しい場合は通勤中にモバイルバッテリーを使って、追加で充電しています。

こういった特殊な充電事情があり、大体70~80%くらいの電池容量で一日をスタートするわけですが、S10+(4000mAh+ハイエンドCPU)の場合、自宅に帰る頃には20%以下がざらでした。

しかし、「Xiaomi Redmi Note 9S」では、40~50%ほど残っている状態。

急速充電はUSBPDを用いて、最大18Wまでなのが残念ですが、それでも必要最低限の充電速度は確保されているため、ある程度の安心感は担保されるようになりました。

電池容量の差もありますが、これが同じハイエンドCPUだとおそらく似たような状況だったと思うので、このあたりはあえてミドルハイCPU搭載の本機の強みだと感じています。

 

処理性能は必要十分

最新のハイエンドCPUが求められるシーンはどんなもんでしょうか?

  • 3Dごりごりのゲームをする
  • 複数のアプリを切り替えながら作業をする
  • 限りなくサクサク動くようにする

正直な話が、これくらいしかありません。

3つ目は誰しもが望むものですが、それに伴って犠牲になるのがやはり電池持ちです。
処理性能が上がれば上がるほど、消費電力と高負荷時の発熱がトレードオフになるためです。

僕の使い方ではゲームはほぼしませんし、体感で一定以上サクサク動けばそれだけで十分なので、必要十分といえます。

逆に言えば、ゲームをとことんやるという人には最適解ではない機種ではあるので、購入を悩んでいる方は注意が必要です。

 

スマホのカメラにどこまで求めますか?

カメラテスト

一時は複数レンズ搭載合戦が流行っていましたが、今はそれに加えて原点回帰の画素数合戦が行われています。

画素が増えると基本的にはパッと見た感じは暗く見えるので、後処理が必要になったりします。そのため個人的には画素数合戦が再燃したのは非常に残念に感じています。

大体スマホのカメラにどこまで求めるかは人によると思いますが、そこそこキレイに取れればいいという層は一定数いて、僕もそのうちの一人です。

もちろんキレイに映るに越したことはないですが、それは価格に上乗せになってしまうので、どこまでが最低ラインかは自分の中で決めといたほうが絶対良いです。

その点「Xiaomi Redmi Note 9S」はこの値段からは考えられないくらいの画質ではあるので、値段比だと満足できないとおかしいレベルの製品です。

ただ、めちゃくちゃキレイなわけではないですし、オートフォーカスが甘かったり、暗いところではやはりノイズが目立つのは目をつむるしかないでしょう。

 

全てはトレードオフ

スマホ選びで重要なのが、トレードオフの意識です。

電池持ちが良い機種はバッテリー容量が多いため、重さが犠牲になります。
処理性能が高い機種は、消費電力が高く、電池持ちと発熱が犠牲になります。
カメラ性能を求めれば、レンズ個数やセンサーサイズにより、重さも価格も犠牲になります。
ワイヤレス充電を求めれば、自ずと裏面はガラス仕様となり、重さと耐久性が犠牲になります。

価格を求めれば、上記のあらゆる面が全体的に犠牲になります。

全てはトレードオフなので、格を決めて機種選定をするのか、性能のいずれかを決めて機種選定するのか逆算的に考え選ばないとその先には後悔しかありません。

 

そのスマホ、何年使うの?

僕は1年前後しか使いません。

スマホ弄りはガジェッターの嗜みなので、趣味の範疇でもありますが、大事な仕事道具であり、遊び道具であるスマホにはある程度のコストを掛けたいと考えているので、1年スパンの買い替えが普通になっていました。

人生の三分の一は睡眠時間なので、寝具にはお金をかけましょう。
なんて言葉もありますが、スマホなんて下手すればそれ以上触ってる時間が長い人もいるわけですから、ある程度の費用をかけて損することはないと思います。

ただ、人によっては全然触らない人もいますし、壊れるまで使い続けるという人もいるでしょう。

予め何年使うかを想定して、予算設定するのもスマホ選びでは重要だと思います。

5万円の機種を1年で買い換え続けると、月間で4000円チョイはスマホ代と言えるわけですし、同じように10万円の機種を2年使うでも月間は4000円チョイになるわけです。

こうやって書くとスマホってランニングコストが高いモノなので、どううまくやりくりしていくかはちゃんと考えないとやばいです。

服や家電みたいにうまくやれば10年使えるといったような性質の製品ではないので、なおさらです。

 

「Xiaomi Redmi Note 9S」の強み

ということで、散々書いてきましたが、以下が本機の強みです。

安い

ぶっちぎりの安さ。
OCNモバイルのキャンペーンを活用すると、ドン引きするくらいの安さで購入することができました。

 

高性能

上記で書いたとおり、ミドルハイのSnapDragonCPUのため大体のゲームは快適に動かせますし、普通の使い方であれば、何でもサクサク動きます。

 

電池持ちが鬼

大容量バッテリー+ミドルハイCPUの組み合わせが効果てきめん。
一日数十分の充電でストレスフリーです。

 

カメラもそこそこ

キャリアで売っている安いスマホよりは全然キレイに取れます。
4800万画素を使うシーンがあるかと言われると微妙なところですが……。

 

大画面かつフラットな液晶

アイフォンと比較

6.67インチの大画面液晶は圧倒的存在感です。
また近年の主流であるカーブ型の液晶ではなく、フラットというのも本機の魅力。
カーブ型液晶って百害あって一理なしだと思っているので、さっさと廃れて欲しいもんです。

画像はiPhone7との比較。

 

使いやすく高精度なサイドボタン指紋認証

指紋認証

画面内指紋認証はまだまだ精度が微妙なので、物理認証のほうが良いですよね。
またXperiaで搭載されていた電源ボタン兼用のサイドボタンタイプなので、個人的には指紋認証の中では一番使いやすいかなと。

 

デュアルアプリがあらゆるアプリで使える

中華スマホの多くで搭載されているデュアルアプリ機能。
これはインストールされているアプリのクローンを作り出し、全く別のアカウントで動かすことのできる神機能です。

ゲームであれば、サブアカ用に。
仕事であれば、ラインを完全に分けることもできる。

 

設定でシャッター音が消せる

意外と知らない方が多いですが、本体設定から「地域」を日本以外に設定すると、カメラ設定の中に「カメラの音」という項目が現れ、それをオフにすることで無音カメラになります。

盗撮防止なのはわかりますが、世界のスタンダードとは外れている仕様なので、こういった回避術があるのは嬉しいですね。

地域設定

カメラ音オフ

 

「Xiaomi Redmi Note 9S」の弱み

もちろん値段が値段なので、いいところばかりではありません。
常用するにあたって、致命的な部分も何個かありますので、紹介します。

 

重い

200g超えのスマホは寝転がって使うにはハードな仕様です。
ちゃんと保持できる体制やグッズを駆使しなければ、指や手首の関節にダメージが。
この点は覚悟が必要です。

 

カメラは適当に取るとピントが甘い

オートフォーカス搭載されていますが、かなり甘く、手動でピントを合わせようとしても近距離はかなり苦手で合わないことも多いです。

またAI機能をONにしている場合は、ピントがあってから数秒経って色味の調整が反映されるので、思い切ってオフにするのも手かもしれません。

 

有機EL液晶ではない

コスト面でしょうが、有機ELならより省電力だったと思うので、少し残念です。
また僕の場合は、寝る前にWEB小説を読むのですが、通常の液晶だと画面全体が薄く発光してしまうので、目にダメージが入りそうです。

 

バイブレーションが弱い

今回個人的に一番ショックだったのが、これ。
バイブが弱すぎてほとんど気づけない。
そして、バイブの強弱やパターンの設定が一切できないという仕様。

仕事で電話を多用する人は、スマートウォッチやスマートバンドとの併用が必須といえるレベルです。
これ、まじで気をつけてください。

 

おサイフケータイ非搭載

国内のSIMフリースマホで、おサイフケータイ(FeliCa)が搭載されているのは、

  • 富士通(国産・故障多い)
  • SHARP(元国産・故障多い・スペック微妙)
  • SONY(国産・縦長スマホ)
  • OPPO(中国・スペックが微妙)

という感じなので、致し方ない部分ではあるのですが、同じ中国メーカーのOPPOが早くからおサイフケータイ対応しているので、これは今後に期待したところです。

僕はまた別の記事で書きますが、Rakuten miniと併用でなんとかしてます。

Rakuten miniと併用

 

まとめ

コストパフォーマンスと電池持ちが神
ただしバイブはゴミ

基本的にはすごく優秀な機種なので、ゲーム専用機として一台おいても良いでしょうし、僕のようにメインスマホに切り替えをしても基本的には納得のいく製品だと思います。

おもちゃとしてはハイスペックすぎる一品なので、故障時のサブやお子さん用に持たせるのに最良の選択となります。

今後こういう風に使ってますよ、的な記事も別であげようと思っていますので、もしよかったらそちらも御覧ください。

 

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